〜攻めの黒はいいけど、守りの黒はダメ〜

エンパワメントプロデューサー
ひぐちまりです。

今日の投稿のポイントは「中身よりも大事なものって何?」です。

先日、エンパワメントライフ認定講師の浅山佳映子先生から
「黒着ていこうと思うんですけど、いいですよね?」と聞かれました。

何と浅山先生、才能を活かして活躍した人に贈られる、
栄誉ある2020年ダイナモ of the Yearを、昨年末に受賞されました。

受賞にあたって、
「対談動画を撮ることになりドレスコードはフォーマルなんだけど、
 何を着て行ったらいいですか?」という相談を受けたんです。

下記、その時の会話を再現します。

浅山「黒のスーツってどうですか?」

ひぐち「攻めの黒はいいけど、守りの黒はダメよ」

さて、どういうことでしょうか?

黒って、とっても、無難で、便利で、強い色です。

まあ、とりあえずビジネスやフォーマルで
黒着ておけば問題ない、という理由で着る人が多いです。

言ってみれば、理由があって、選んで着るというより
妥協で着る、みたいな感じ。

多くの人がそうやって黒を着ます。

そして、黒は強い色ですから、色が自分を覆い隠し、
存在を薄くします。

黒を着て、インパクトを残せる人は、そんなにいません。

だから、基本的に私は黒を勧めません。

多くの人は、「逃げ」で黒を着ますから。

でも、浅山さんの場合はクリエイター気質で、
新しいものをどんどん生み出すのが好きな方で
よく言えば個性がある人、違った言い方をすれば、
(愛情を込めて)変人です。

「変わってるね」と言われて、嫌がる人もいますが、
浅山さんは「変わってるね」と言われると喜びます。

「普通だね」と言われると、嫌がる、そんな人です。

他の受賞者の方は、フォーマルという指定ですから
割と、明るい色を着てくるだろうなあという予測のもと
今回はあえて「攻めの黒」を勧めました。

しかも、さらに攻めて、ワンピースとかでなく「パンツスーツ」。

アクセサリーで華やかさを出しました。

周りの方にとても好評だったそうで、よかったです。

ここで大事なことは、「黒」がよいかどうかでなく
それをどういう「意図」で着るのか? が重要ということです。

これ、スピーチやプレゼンも同じです。

多くの人は、内容、コンテンツのことばかりを考えがちです。

でも、実際に大事なのはそれを提供する意図であったり
文脈であったりします。

同じ「黒」であっても、その着方で、表現されるものが全く違うように
例え同じ情報を提供しても
その意図、文脈で、伝わるものは変わります

伝わらないプレゼンは、多くの場合、意図とゴールが明確ではありません。

意図を明確にするコツは
「誰のため? 何のため?」を考えてみることです。

あなたの思いが、伝えたい人に伝わりますように。

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