エンパワメントプロデューサー
ひぐちまりです。
エンパワメントライフプログラムの特徴の一つは
「過去を扱わないこと」です。
すでに多くの他のセミナーに参加した方達は、
「過去を扱わないこと」にとっても驚きます。
みなさん、散々、今まで過去を扱ってきたので(^^)
「えっ、過去を扱わないで、どうやって人生が変わるんですか?」
と、キョトンとされます。
ではなぜ、他のプログラムやセミナーは過去を扱い、
エンパワメントライフプログラムでは過去を扱わないのか?
一言で言うと「世界の捉え方」が違うからです。
現代哲学を学ぶと、良く理解出来るのですが、
人は、必ず過去に生きています。
これは「心のあり方」がどうこう、というお話ではなく、
原理として、そうなっているということです。
そして、過去に起きたことによって
今が決まっていると考えます。
そういう世界の捉え方だったら
うまくいかない事があったとき
その原因を過去に探そうとして過去を掘り返すのは、
ある意味当然です。
そして、無限の可能性を秘めた未来は
どんどんと、過去に色付けられ、
過去に限界づけられていってしまいます。
人がどんな思考をし、行動するかは、
実は自分で決められるものではなく
自分の世界の捉え方によって決まっているのです。
そして、最新の現代哲学でもある構造主義的視点が身につくと
違う世界の捉え方が可能になります。
例えば、フランスの哲学者ルイ・アルチュセール は
構造主義的視点から
「進化の本質は連続的ではなく、断続的なものであり、
物事に『一貫性』などない」と話しています。
現代哲学をバックボーンにする
エンパワメントプログラムが取り組んでいるのは
世界の捉え方をシフトすることで
「過去に生きる思考」を断ち切り、
非連続の未来を創造する力をつけることです。
だから、過去をほじくる必要がないんです。
過ぎ去った過去に、エネルギーを浪費するのでなく
生み出したいものにエネルギーを使うことの方が
よっぽど健全で、効率がいいと私は思うのですが
あなたは、いかがですか?