エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
この10年で我々が受け取る情報量は
530倍になったと、とある記事で読みました。
ひと昔前は
「知っている人」つまり、情報を持っている人が
重宝され、優秀とされました。
でも、「情報量」でいえば
スマホのほうが人間を圧倒します。
もちろんその情報は、玉石混交ですから、
良い情報に出会うには
その情報を鵜呑みにせず
考える力が必要です。
それを大前提として
情報を活かせる人、活かせない人は
何が違うのでしょうか？
後者は知識で終わる人、
前者は知識をもとに、判断し、動ける人。
つまり、人生の波に乗れない人、
乗れる人の違いが
ここで生まれます。
あまりにも当たり前ですが、
あまりにも後者が多いのに驚きます。
どんなに素晴らしい知識や情報を持っていても
「じゃあ、どうするの？」と思考し、
判断し、動くことができなければ
何もできません。
その知識や情報は
持っていないのと同じです。
そんなの知ってますよね？
じゃあなぜ、
「知識で終わる」人が多いのでしょうか？
ひとつは
「知識を得る」ことを「できる」と混同し、
「知識を得る」ことで
安心してしまうからではないか、と思います。
人間にとって
「答えがない」「わからない」状態は
大変不安定であり、不快です。
人間の本能は、
快を求め、不快を避けたがります。
なので、知識を得ることで
「不快」が解消され、安心してしまう。
でも、必要なのは
そこで判断し、
行動していくことなのに。
でもね、行動することには、
リスクが伴います。
そして、行動し、
新たな一歩を踏み出すと、
せっかく安定した状態が
また不安定になってしまいます。
だから思考弱者は、思考から逃げ、
無意識のうちに、
現状維持をしようとするのではないでしょうか？
今みたいに、不安定な時代に
安定を求め、現状維持をしようとすると
実はますます不安定になり、
不安になります。
不安定なこの時代に
安定したかったら、
どんどん変化を起こしていくことです。
どんどん、波に乗っていくことです。
あなたは、
ご自分の人生に
変化の波、起こしていますか？
その波に乗っていますか？
大きなことをやろうとする必要はありません。
なぜか、思考弱者は
一発逆転を狙いたがります。
それは意味がありません。
変化に慣れていない方は、
小さな変化を起こしながら
変化に慣れ、変化の楽しさを知ることで
自然と次の変化の波に
乗れるようになります。
もし、あなたが変化に慣れていなかったら、
まずは1日、
「思いつくことをどんどん進める日」を
作ってみてはいかがでしょうか？
ふと思いつく、
「あの人、元気かな？」
それを素通りさせるのでなく、
その場でメッセージを送ってみるとか。
イベントの案内で、面白そうだと思ったら
いつもなら、また後で見ようとするところを
今、参加するかどうか、決めるとか。
小さな波に、どんどん乗ってみる。
その小さな積み重ねが
大きな変化につながります。
変化に飲み込まれるのでなく
変化の波、自分で
起こしていきませんか？
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