健治さん(夫)と、NHK交響楽団によるベートーヴェンの交響曲第9番を聴きに。
スペイン人のパブロ・エラス・カサド氏による渾身の指揮。
演奏者と聞き手の間に、感謝、喜び、不思議な交流を感じる。
「演奏家の人たちも、今年は大変だったろうな」そんなことを思うと、なんか、目頭が熱くなる。
これまで第九を聞いてこんなに感動したことはなかった。
ベートーヴェンの偉大さを、こんなに感じたことはなかった。
演奏終了後、聞き手は、演奏者に向けて鳴り止まない拍手を送り、演奏者は聞き手に、心からの拍手を送る。
素晴らしい時間でした。