エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
先日、エンパワメントチャンネルの収録を行いました。
エンパワメントチャンネルは
既存の枠にとらわれる事なく
自ら時代を切り開き、リードする方々をお招きし
対談する番組です。
いや、それにしても、
話している間中、脳みそが沸騰するような時間でした。
ゲストにお招きしたのは
世界的な交渉のスペシャリスト
島田久仁彦さん。
(株)KS International Strategies CEOで
現在は、国際交渉人・紛争調停官、
地政学リスクアドバイザー
危機管理コンサルタント
Executive Negotiation Coach に
従事されています。
元国際連合紛争調停官で
コソボ、東ティモール、イラクなどの紛争解決に携わられ、
その卓越した手腕から
「最後の調停官」と呼ばれました。
「最後の調停官」とは
「島田でまとまらなければ、あとは、軍隊が来る」という意味。
2011年独立されてからは、
環境、エネルギー、安全保障問題に関して
国内外の政府のアドヴァイザーや
民間企業のコンサルティングを
行っていらっしゃいます。
またハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、
オックスフォード大学など
国内外の大学・大学院などで
交渉プログラムのインストラクターを
務めていらっしゃいます。
なんと、
アメリカFBIのCrisis Negotiation Unitの
交渉アドヴァイザーも務められていて、
国際テロリズムやハイジャック犯などへの
交渉術も伝えられています。
元国際連合紛争調停官をされていた時は、
紛争の現場では、常に死と隣り合わせの日々。
拳銃を突き付けられて
「殺すぞ」と言われたことも数知れず。
さらには、自分の命だけでなく
その調停内容には、
何千人、何万人の人々の
命がかかっているという、プレッシャー。
そんな極限の世界で活躍する日本人がいたなんて
驚きであり、誇りでもあります。
最初はうまくいかなかった調停が
立て続けに成果を上げるようになったのは
交渉のスタイルを
「戦う調停」から
「戦わない調停」へと変えたからだそうです。
「交渉術は
新しい価値を生み出す
究極のコミュニケーション術」と話す
島田さんとの対談動画
3月末の配信予定です。
ただいま熱烈編集中!
どうぞお楽しみに。