エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
先日、ウェルスダイナミクスが主催する
オンラインフェスタに参加しました。
テーマは
到来するAI時代に、理想の人生を実現する秘訣とは?
メインスピーカーのロジャー・ハミルトンは、
世界100万人以上の起業家が集まるコミュニティを運営し、
今年の4月にニューヨーク市場に上場を果たしました。
フューチャリスト(未来学者)としても名高い人です。
実際のところ、
現在起きているAIの社会的影響の拡大について、
ロジャーは、数年前から提唱し続けていました。
これまでシンギュラリティ、「人工知能(AI)」が
人類の知能を超える転換点は2045年と言われていました。
しかし最近、
日本の研究者でありメディアアーティストである落合陽一氏は、
2025年にその転換点がやってくると言っています。
20年前倒しです。
いや、それはもう来ている、と言う人もいます。
そしてロジャーは、
今後の社会変化は指数関数的に拡大していく、
と明言しています。
恐ろしいほどのスピードです。
さまざまな事例をフェスタで見ましたが、
AIの対応力は脅威的でした。
チャットGPTや、テクノロジーを使うことで、
あるデザイン会社は
これまで4ヶ月かかっていたデザインを1週間で仕上げ、
しかもクオリティはアップした、と言っています。
そんな時代に我々はどうしたらいいのか?
始まりのロジャーの言葉に痺れました。
それは
「AIに使われましょう!」です。
AIによって仕事がなくなると言われている昨今、
多くの人は
「AIを使いこなすには、どうしたらいいのか?
AIに使われてはいけない」
と考えます。
これって、ある意味、
これまでの延長線上の考えです。
大きく時代が変わっているときに、
過去のままの思考ではうまくいきません。
ロジャーはその反対を提案したんです。
ここらへん、
我々のスピーチ講座に参加している方や
哲学を学んでいる方なら、
「なるほど、そうくるか!」とうなずくところです。
ロジャーの提言は
「例えば、スーパーカーを手に入れたのだから、
それを最適に使いこなせる運転手になればいい。
つまり、どうすればAIの操縦者になれるのか? ということ。
肝は指示の仕方なんだよね」と。
世界の捉え方が変われば
見える世界は変わります。
なんとかAIに使われないようにと考えるのと、
大いに使われよう、そのために、
いい操縦者になろう、と考えるのでは、
行動は全く違ってくるでしょう。
そして締めくくりの言葉は
「人間は、より人間らしくなることが
必要なんだ」でした。
人間がより人間らしくなる、
あなたがよりあなたらしくなる、って
どういうことでしょうね?
どうしたらそれができるんでしょうね?
ひぐちまりは
より人間らしくということは、
その人が才能を発揮し
可能性を開花し
チャレンジをし続け
学び続けることで
磨かれていくと思います。
あなたはどう考えますか?