〜哲学の小径:「安心と不安」の概念が変われば、世界が変わる〜

エンパワメントプロデューサー
ひぐちまりです。

あなたは、「安心な状態」と「不安な状態」
どっちを求め、どっちを避けたいと思いますか?

多くの人は、不安を嫌い
安心を求めるのではないでしょうか?

世の中には、安心、不安 という言葉のように
セットで存在する言葉があります。

例えば
善 vs 悪
真 vs 偽
神 vs 悪魔
正常 vs 異常
そして、何となく
左側の方が、右側よりも良いと
考えているではないでしょうか?

この概念を崩した哲学者がいます。

現代哲学でも最新の分野であるポスト構造主義者の代表格にして、
アカデミズムからは「知のテロリスト」とも呼ばれた
哲学者、ジャック・デリダ

「知のテロリスト」って
もう、カッコよすぎで痺れます。

細かいことは省きますが
デリダは言葉の分析から
善悪などの二項対立の優劣関係は反転可能だという
「脱構築」という概念を提唱しました。

つまり、不安は悪い、安心は良いというのは
我々が無意識に感情からそう思っているだけ
そこに何ら根拠はない
よって、反転可能ということです。

となると、不安が良いで、
安心が悪いということになります。

例えば、コロナによって制約が生まれたこの1年
我々が動いて動いて、動きまくったのは
不安があり、
変革なくして、これからの時代を
生き残れる自信がなかったからです。

安心してたら
ただ、状況が改善するのを待っていて、
今頃身動きが取れなくなっていたでしょう。

私は、今の時代に安定を求めることの方が
よっぽど危険だと思っています。

「不安」をあってはならないと考えるのでなく
「不安」に思うことを大切にして
一歩でも、二歩でも踏み出すことに全力を傾ける

変化しないことに、
つまり、安定していることに危機感を持つからこそ
行動し、力を蓄え
次に行けるのではないかと思います。

不安、安心という既存の概念に
無意識にコントロールされるのでなく
哲学的視点と思考力
つまり、一つ上の視点から
世界を見て考えることができる力
それこそが、
今の時代に鍛えるべき力ではないでしょうか?

PS
エンパワメントのプログラムは
現代哲学をバックボーンに
あり方に取り組み、思考力を鍛えます。

お手軽なノウハウに限界を感じ
本質的な取り組みの必要性に
気づいている人のためのプログラムです。

●どんな時も、最高の自分を発揮する為に必要な「セルフエンパワメント力」の鍛え方を公開

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