〜哲学の小径:伸びる人が持つ2つの視点とは? 〜

エンパワメントプロデューサー
ひぐちまりです。

一昨日は哲学仲間と一緒に1年にわたって開催した
哲学塾の最終回でした。

終わった後、講師の一人と
「伸びる人が持つ2つの視点とは?」について話をしました。

彼は、元官僚で、現在は独立して
企業のエグゼクティブコーチをされています。

それも、上場企業や日本を代表する
名だたる企業の役員がクライアントです。

多くの会社での共通する悩みは人材育成。

彼は依頼があれば、スタッフにもコーチングをしたり
研修をしたりすることもあるそうです。

その中で、伸びるスタッフ、頭角を表すスタッフには
必ず2つの共通した視点があるという話でした。

哲学を学んでいる彼の視点は洞察深く、大変参考になるので、
ここでシェアします。

あなたは、「伸びる人が持つ2つの視点」とは何だと思いますか?

まず、最初の1つは「当事者意識」

物事に対して「他人事的」に関わる人は、
言われたことだけをやり、なるべく楽をすることを考え
問題が起きれば、文句を言いがちです。

一方で「当事者意識」で関わる人は、
関わるプロジェクトのリーダーであろうが、メンバーであろうが
「このプロジェクトの成功は自分次第だ」という意識です。

全てを自分事と捉えますから、ぐんぐんと学んでいくのは当然です。

とても重要な「当事者意識」ですが
実は!!!
「当事者意識」だけでは限界があります。

「当事者意識」の視点だけだと
「自分目線」でしか見れなくなる傾向があります。

自分がやっていることと、自分を自己同一化し
「私は、こんなにやっているのに」など、自分目線で物事を捉え、
発言は、自己受容感満載の痛い発言になりかねない。

それを突破するにはもう一つの視点が必要となるわけです。

さて、2つ目の視点、あなたは何だと思いますか?

2つの目の視点とは「メタ認知力」!

物事を俯瞰し、全体を見渡し、自分を薄め、
時には自分を否定する力

——————————
メタ認知については、3月16日の投稿で掲載した動画
「影響力を与える人が持つ3つの視点」で話しています。
2分47秒の動画です。

——————————

格上の人からチャンスをもらい、人生のステージを上げたいなら
この「メタ認知力」は必須です。

エンパワメントライフプログラムが
「自分の内面を見る」のではなく
「自分を外から見る」力を鍛えることに取り組むのはこのためです。

言ってみれば、「自分の内面を見る」のはお子様視点
「自分を外から見る」のは大人の視点と言えるかもしれません。

大人と対等に付き合えるのは、大人の視点を持つ人だけです。

メタ認知する力俯瞰する力
意識してみてくださいね。

余計なことに、気が散らなくなり、人生のスピードがアップしますよ。

●どんな時も、最高の自分を発揮する為に必要な「セルフエンパワメント力」の鍛え方を公開

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