〜自らの枠を壊すには?〜

エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。

エンパワメントプログラムに参加される方の多いお悩みの一つが
・思考がワンパターンになり、現状維持から抜け出せない
・これまでと同じではダメなのはわかっている。
 でもどう踏み出していいかわからない
というものです。

何が必要かがわかっていても
行動できなければ
わかっていないのと同じです。

じゃあ、自分の枠を壊すには
自分のパターンを抜け出すには
どうしたらいいのでしょう?

それを実践している、ある会社の取り組みを紹介します。

この取り組みを聞いた時、鳥肌が立ったのを覚えています。

その会社とは、「みどりむし」でお馴染みの
株式会社ユーグレナ。

株式会社ユーグレナは
スーパー微生物みどりむしの活用を通じて、
サステナビリティの実現にチャレンジする
バイオテクノロジー企業です。

なんと、すでにみどりむしから国産バイオ燃料を作り出し
車や船、飛行機の運行にも成功しています。

そして2021年には
第5回ジャパンSDGsアワード
『内閣総理大臣賞』
Sustainable Japan Award 2021 大賞
を受賞されています。

この会社には、2019年より
CFO(Chief Future Officer)
存在するという話を知人から聞きました。

CFOの業務は
「会社と未来を変える全て」

その就任条件が、いけてます。

その条件とは「18歳以下」であること。

これだけの成長をする会社ですから
社内には優秀な若手社員もたくさんいることでしょう。

それでも、経営者となれば
「あるべき姿」より
「目先のこと、この四半期のこと」が優先される。

誰か「あるべき姿」を考え
提言する人が要る

そして、地球の未来のための仕事をしているのに
その当事者がいないのはおかしいのでは? という
言ってみれば、当たり前の疑問に
「そうは言っても」
「まあ、このくらいでいいんじゃない」と
妥協しない結果
CFOが誕生したそうです。

実際にCFOと18歳以下のメンバーによって構成される
フューチャーサミットからの提言により
さまざまな改革が進んでいるのだそうです。

すごいですね。

自分の枠を壊すヒントになりますでしょうか?

同じ環境、同じ価値観の人との話は
ストレスがなくて心地いいけど、
自分の盲点に気づいたり、新しい価値を生み出すことは
難しいかもしれません。

もし、自分の枠を壊したいなら
まず、できることは
自分と意見が違う人の話を
「そんなのありえない」と切って捨てるのではなく、
「それも一つの可能性」と
聞くところから始めてみるのはどうでしょう?

あるいは、立場の違う人と
話してみる相談してみること。

例えば、会社の中でうまくいかないことを
同じ悩みを抱える社内の人と相談するのと
起業している友人に相談するのでは
全く答えは違うはずです。

あなたは
「そうだよね、それひどいよね」と
同意してくれる人と
「私だったらこう考えるけどね」と
自分にはない意見を言ってくれる人
どちらを相談相手にしますか?

どちらでなければ
いけないわけではないです。

大事なことは
無意識に流されるのでなく、
自分が目指す未来から見たら
どっちだろう? と考えて
意図的に選ぶことです。

もし後者を選ぶなら、
「私の意見に同意してくれない」
ということと
「私を否定している」ということが
ごっちゃにならないことが大事です。

自分の考えに自己同一化せず
自分を俯瞰して見る力は
新しい可能性に繋がります。

●どんな時も、最高の自分を発揮する為に必要な「セルフエンパワメント力」の鍛え方を公開

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