エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
エンパワメントライフプログラムに
参加をされている容子さんから
「やる気のなかった部下達が
激変しました!」
と報告がありました。
容子さん、プログラム参加前は
部下は指示待ち、
報告をしなさいと言っても報告をしない、
意見を求めても意見を言わない、
チャンスになればと仕事をふっても
あきらかに迷惑そう、
自主性も、向上心もあったものではない。
「やる気のないあいつらを
私一人で引っ張っている」
そんな状況に疲れ果て
転職を真剣に考えていたところ。
それがプログラムに参加して
1ヶ月目には
部下が自分から報告してくる、
2ヶ月目には
部下が会議で発言をし出す、
3ヶ月目には
活発な議論を行い、
相談、アドヴァイスを求めにくる、
新しい知識を得るための研修を希望してくる。
容子さん
「えええっ、何が起きたの?
っていう感じです。
彼らはまったく別人になりました。
できない人達と思ってたけど、
そうしてたのは私だったんですね。
転職はやめました。
我々のチームで大きなプロジェクトを
立ち上げたんです。
みんなで上を目指します!」
プログラム参加前の
眉間にシワを寄せた容子さんからは
想像もつかないほどの
笑顔でそう話してくださいました。
いやいや、
別人になったのは容子さんでしょ、と
思わず言いたくなりました。
何がその変化を起こしたと思うか
容子さんに聞いたところ、
「何かを変えたわけではないんです。
これまでと同じことをしているのに
みんなが変わったんです」
と容子さん。
いや、そんなはずないですよね。
でも、「あり方」のシフトは
そんな風に現れます。
自分で「さあ、変えてやろう」と
思うわけではないけど、
世界の捉え方が変わると
自然と
行動が、周りが、結果が、変わる。
私は、もうちょっとつっこんで
「じゃあ、なにか気がついたことある?
前と今の違いで」と聞いたところ、
容子さん、しばらく考えたあと、
「そういえば、ひとつ気がついた
ことがあります。
これまでは、相手を動かそうとして、
発信する時は、ものすごく意識をしていました。
優しくしてみたり、厳しくしてみたり、
わかりやすく伝える努力をしたり
期日を設けたり。
でも、聞いている時は、まったく
無意識だったなあ、って」
これは大きな違いです。
我々は、えてして
自分の心配や、やるべきことで頭がいっぱいで、
もしかして、相手の話を
「はい、はい」言いながら
全然聞いてないかもしれません。
「聞かれていない」という体験は
「大事にされてない」と思わせます。
自分を大事にしない、
物のように扱うリーダーとの間には
信頼関係は生まれません。
あなたは
相手が
「大事にされている」と思うような
聞き方をしていますか?
今日は、相手の発する言葉だけでなく、
語られていない、
その人が本当に伝えたいことや
思いも聞くつもりで
聞いてみませんか?
そのためには、
笑顔は欠かせません。
大事なのは、
無意識に聞くのではなく
意図的に聞くことです。
やってみて
何か違いを感じたら
ぜひ、報告ください。
●どんな時も、最高の自分を発揮する為に必要な「セルフエンパワメント力」の鍛え方を公開

