エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
八木重吉の詩は
読むたびに心が浄化されるような
感覚になります。
今日は八木重吉の詩から
美について書かれたものを
ひとつご紹介します。
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『うつくしいもの』
わたしみづからのなかでもいい
わたしの外の せかいでも いい
どこにか「ほんとうに 美しいもの」は ないのか
それが 敵であつても かまわない
及びがたくても よい
ただ 在るといふことが 分りさへすれば
ああ ひさしくも これを追ふにつかれたこころ
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実は、2023年1月1日より
東京美学倶楽部の上席研究員に
就任いたしました。
かねてより専務理事を務めている
東京官学支援機構では、
日本の人文知を守り、
日本の未来を守る、という理念のもと、
人文知の研究に関わる公的機関などの
活動を支援してきました。
今後、さらに
活動を推進していくにあたって、
「美学」にフォーカスした
人文知の普及が
必須であるという考えに至り、
東京美学倶楽部が設立されました。
「美」を通して
世界を見ていくことを
とても楽しみにしています。
今後もまた
「美学」という視点を通して
投稿することも
あるかと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。