エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
ドキュメンタリー映画「ただいまつなかん」の舞台になった
気仙沼の唐桑地区にある
民宿「つなかん」の女将 菅野一代さんに、4月にお会いしました。
私たちを、手を振って「おかえりなさ〜い」と迎えてくれ、
帰る私たちを見えなくなるまで
「いってらっしゃ〜い」と見送ってくれる
底抜けに明るい一代さん。
話している間中、明るい笑顔の一代さんですが、
ここまでの道は壮絶。
100年続く牡蠣(かき)の養殖業を営む菅野和享さんに嫁いだ一代さん。
2011年の東日本大震災で全てが流され、
着ていた服と長靴以外の財産を失いました。
自宅も3階まで浸水し、再生は不可能と言われ、
取り壊そうと思っていたそうです。
その時、学生ボランティア達が
寝泊まりできる場所を探しているのを知り、
修復し、ボランティアに解放。
ボランティアの人たちが、いつでも帰ってこれるように、と
民宿として営業を始めました。
ようやく経営が軌道に乗り始めた時、
もう一つの悲劇が一代さんを襲いました。
ご主人と娘さん、娘さんのご主人が乗った漁船の転覆事故が発生。
三人は帰らぬ人となります。
想像できますか?
震災で仕事と生活基盤を失うという大きな試練にさらされ、
さらに家族を失うという、追い打ちをかけるような出来事。
あまりのショックに、一代さん
一時は命を絶つことも考えたと言います。
でも、一代さんは、そこから立ち上がりました。
心の支えになったのが、
おじいちゃんから教えてもらった
「与えられた運命を愛せよ」という言葉。
その言葉を胸に民宿「つなかん」を復活。
そして今、津波をまぬがれた海辺の小屋を
「海の見えるサウナ」に作り替え、
もう一度海と人がつながる場所を作ることに
取り組んでいらっしゃいます。
一代さんの話を聞いて
この壮絶な環境でも、
深刻にならず、明るく人生を創作している人がいるんだ、
ということに力づけられました。
不屈の精神をそこに見ました。
私もしっかりと
自分の人生を生きていこう、と
力をもらいました。
今日の投稿が
あなたのエンパワメントになれば嬉しいです。
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