エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
先週末は、大阪の実家に一人で暮らす
94歳の母に会ってきました。
ずいぶん背中が丸くなって
歩くのがゆっくりになっていましたが
とても元気でした。
基本、買い物も、料理も、
全部自分でやっています。
朝起きて、来客の予定がなくても身支度を整え、
ちゃんとお化粧もします。
とても丁寧に生活をしています。
この間は、手作りしゅうまいが出てきてびっくりです。
私も結構料理しますが、
しゅうまいは手作りしたことないです。
重いものを持ったり、高い場所の掃除などはできないので、
市からヘルパーさんが来て、家事のサポートをしてくれます。
そのヘルパーさん達が
いつも母に会うのを楽しみにしていて、
「私に会うと、みんな『元気になる』って言うのよ。
なんでかしら???」と母。
そりゃそうです。
94歳の母は、いつも笑顔で
愚痴や文句を言わない人ですから。
いつも笑顔の人は
それだけで、周りを楽しくします。
でも、この間、母と話していて
もっとすごい理由を見つけました。
ニコニコしているだけじゃなかったんです!!
母曰く
「それぞれに、得意なこととか
不得意なこととか、あるのよね。
1ヶ月くらい見てると、それがわかってくる。
だからね、なるべくその子の得意が
引き出せるように、仕事をお願いするの」。
この94歳の母の発言、もう、びっくりしちゃった。
母がその人の得意なことをお願いすることで、
きっとヘルパーさん達は自分の得意を発揮して
生き生きとサポートしてくださって
そしてきっとそんな自分を誇りに思えると思うんです。
そりゃ、母のところに来ると元気になるよね。
「この人、エンパワメントの達人だわ」、って思いました。
何を持っているとか、何ができるとか関係なく、
私たちは意図と言葉で周りの人をエンパワメントし、
輝かせることができるんだ、って改めて思いました。
さあ、あなたの意図と言葉で誰を輝かせますか?
●どんな時も、最高の自分を発揮する為に必要な「セルフエンパワメント力」の鍛え方を公開

