エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
さて、あなたは、ネガティブ思考するタイプですか?
それとも、ポジティブ思考するタイプですか?
「ネガティブ思考でマイナス面を考えると
本当にそれが現実化してしまうから
ネガティブ思考はだめ。
ポジティブ思考の方が成功する!」
という風潮を感じるのは、私だけでしょうか?
もちろん、ポジティブであること、
前向きであることは素晴らしいですが、
いつの間にかポジティブ教に洗脳され、
「ポジティブでなければいけない」という
「ねばならない」にしてしまい、
そうなれない時の自分を責めて
ますますネガティブになって
身動きが取れなくなっている人が多いように感じます。
さらには、そんなネガティブな自分を
「ネガティブだ」と認めることはできなくて、
無理矢理、明るく振る舞って
周りの人だけでなく、自分にさえも偽って
それでますます苦しくなっている人もいるように感じます。
ものすごい、自分へのディスエンパワメントです、これ。
自分を限界づけるのは
環境でも、状況でも、他人でもなく、
自分自身です。
そして、ここに希望があります。
環境や状況や他人を変えるのは大変です。
自分の捉え方を変える方が、楽ちんです。
人間は、ポジティブな面もあり
ネガティブな面もあって人間です。
「ポジティブはよくてネガティブは悪い」
という受け売りでレッテルを貼り、苦しんでいるとしたら、
一回そのレッテル、剥がしてみませんか?
そしたら、また、違った見方をすることができます。
例えば、
「ポジティブとネガティブ」両方あっていい、
上手く使い分けたらいい、という考え方です。
私の場合、チャレンジをするとき、未来を見るときは
ネガティブに見ることを大切にしています。
もちろん、「上手くいったらどうなる?」は考えます。
でも、それだけでなく、「最悪、何が起きる?」も考えます。
それがわかっていると、上手くいかないことも想定内ですから、
心が揺れることなく、淡々と対応できます。
そして、やると決めたことに向かう姿勢は
ポジティブにします。
どんなに難しい状況でも
「必ず、乗り越えられる」、「きっと何か方法がある」
そのスタンスを選択します。
ポジティブとネガティブを上手く使いこなせないのは、
「ポジティブ」にしか見ないで読みが甘くなったり、
「ネガティブ」にしか見ないで
やってみもしないうちから、できないと諦めてしまうことです。
そして多くの人が、これを無意識でやっています。
無意識にその考えに引きずり込まれるのではなく、
「ねばならない」で自分を苦しめるのでもなく、
ネガティブに見るか、ポジティブに見るか
自分で「選ぶ」という第三の方法、
ぜひ、試してみてください。
今日の投稿が
あなたがどんな時も自分の最高を発揮し
周りを輝かせる
ヒントになりますように!