〜講師がわざわざ、私に挨拶に来た理由とは?〜

エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。

昨日、とある勉強会に参加していて
面白いことがあったのでシェアします。​

登壇していた講師のひとりは
金融メディア関係の会社で役員をしている方です。

​勉強会が終わった後の懇親会でのことです。

100名近くの参加者がいる中で、
その講師の方が、わざわざ私を見つけ出し、
挨拶に来てくださいました

​私は、この講師の方とは初対面です。

講師の方は、私が何をやっている人かは知りません。

そして講師の方が
「先ほどは、ありがとうございました」と
私に言ってくださいました。​

でも、私は、一受講生として参加していただけで
何もやっていません。​

さて、問題です。

この講師の方はなんで、
わざわざ私を探し出し、挨拶に来て下さったのでしょう?​

なぜ、私は何もしてないのに
「先ほどは、ありがとうございました」と講師の方は言ったのでしょう?

​?

考える時間です

?​

講師の方が私にこう言いました。

「まりさんが前でね、僕の話を
 うんうん、って笑顔で 聞いてくれたでしょ?
 僕ね、話すの、本当は苦手なんです。
 でも、まりさんのおかげで、今日はなんだか楽しく話せました。
 ありがとうございました」

​おもしろくないですか?

この方、しのぎを削る金融業界で大活躍し、
元レスリング選手で、めちゃガタイもいい、ちょっと強面の、
パワー満載の風貌です。​

その方が、わざわざこんなことを言いにきてくれたんです。​

それを起こした、実は私がやったふたつのことがあります。​

ひとつは、相手へのリスペクトを持ち、
うなずき、笑顔で話を聞いたこと

「聞いてるよ! へえ、おもしろい!」
そんな感情とともに。

人ってね、真剣になると怖い顔になりがちですから、
笑顔は印象に残ります。

もうひとつは
赤いジャケットを着て行ったこと

とくに男性が多い勉強会は黒い服が多いですから、赤は目立ちます

講師が100名の中から私を見つけられたのは、
この赤ジャケットのおかげです。

​どんな集まりでも、こちらから名刺交換に行くのと、
こうやって相手から挨拶に来てくださるのでは、
相手への印象の残り方は同じではありません。

​こんなちょっとした工夫で
出会いはご縁に変わります

日々の中で積み上げる工夫は、
創造力を磨き、人生を楽しくしてくれます。

​今日、誰かを喜ばせる
ちょっとした工夫をしてみませんか?

ただ、いつものように人と対するのでなく、
なにか一つでいいから意図的な工夫をしてみる

その工夫することが
『あなたらしさ』を磨いてくれます。

そしてきっと人生がもっと楽しくなりますよ!

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