「奥さん、お元気ですか?」
「ご主人、お元気ですか?」
「お母様、お元気ですか?」
「お父様、お元気ですか?」
「お子さん、お元気ですか?」
そんな風に相手に聞いて、元気かどうかの答えの前に
「聞いて下さってありがとうございます」って言われたことありますか?
前にレストランウエディングの仕事をしている時に
代官山にあるフレンチの名店レストランパッションのプロデュースを担当していました。
オーナーシェフのパッションさんにある日お会いした時に
「マダムがお元気ですか?」って聞いたら
「聞いてくれてありがとう。元気にしています。」とお返事が返ってきて、
とても感激をしました。
それまで「聞いてくれてありがとう」って言われた記憶がありませんでした。
それ以来、私も家族のことを尋ねられた時、
パッションさんを見習って「聞いてくれてありがとうございます」って、
意識して使っています。
「聞いてくれてありがとう」は聞いてくれた方の思いやりへの
感謝の気持ちであり、気遣いへの喜びを伝えることができます。
聞かれて、ただ「元気です」っていうだけより、
まず、相手の気持ちに感謝と喜びをしめすことで距離が近くなる感じです。
機会があったら、あなたもぜひ
「聞いてくれてありがとう」って言ってみてください。
どうもね、日本人は照れなのか、強がりなのか、格好つけなのか
「聞いてくれてありがとう」どころか
「相変わらず、ぐうたらしているよ」とか
「さえなくて、嫌にっちゃうわ」とか
なんて、愚痴や文句のようなことを言う人が多い気がして、仕方ありません。
へりくだるという文化が行き過ぎているというか。
本当に大事な人を大事にできる、それがすべての人間関係の基本です。
「聞いてくれてありがとう」って言ったら、そのあとに続く会話では
大事な人を貶めるようなことも言わなくなるんじゃないかな。
無意識に流されるのでなく、自分の人生に意図的であることが、
自分の人生の舵を握ることに繋がります。
「聞いてくれてありがとう」
ぜひ、言ってみてくださいね!!
●自分を力づけ、最高の自分を発揮したい方へ
ひぐちまりの無料メールセミナー
『エンパワメントライフ入門講座』
プラスエネルギーにいるヒントがわかる!
読むだけで元気がでると話題に♪

登録いただくと、イベントのご案内など、先行して送られます。