〜「伝え方次第でこんなに印象が変わるなんて!!」〜

エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。

弊社が運営する哲学サロンTPP(The Power of philosophy)では
課題発表があります。

内容そのものについてもフィードバックしますが、
「伝え方」についても
フィードバックすることがあります。

内容は同じでも
伝え方をちょっと意識するだけで
見ている人が
「伝え方次第でこんなに
 印象が変わるなんて!!」

と驚く変化が起こります。

折角いいこと言っても
インパクトが創れない人には
共通点があります。

なんだと思いますか?

それは
「始まりが遅くて
 終わりが早すぎる」
です。

何が遅くて、
何が早すぎるのでしょうか?

それは、
意識のスイッチを入れるのが遅く、
意識のスイッチを切るのが早すぎます

つまり、こんな感じ。

話し始める

意識のスイッチが入る

意識のスイッチが切れる

話し終わる

具体的には、
話し始めのときは
目がウロウロとまだ集中してなかったり、
「大した意見ではないんですが」と言い訳したり。

で、話し始めているうちにスイッチが入るんだけど、
話が終盤に差し掛かり、終わりが見えると
スイッチ切れちゃって、
相手も見ないで
「以上です」と終わってみたり。

話の始まりがぼやっとしていると
人を惹きつけることはできず、
まず、話を聞いてもらえません

終わりよければすべてよし、と言いますが
終わりが曖昧だと
その話は人を動かしません

対応策としては
いつを始まりにして
いつを終わりにするか
ちゃんと決める
といいです。

なんとなくやらない、
意図的にやることです。

水泳の北島康介選手の
エピソードが参考になるかと思います。

北島康介選手、
ゴール前に、どうしても失速してしまうのを
克服しようとして
ある時、ひらめきました。

「ゴールを、
 泳ぎ終わってタッチした時じゃなくて、
 泳ぎ終わってタッチして、
 電光掲示板を見る時にしよう!」

つまり、自分の中の
「ゴールの位置」を
後ろにずらしました。

これにより、タッチの瞬間は
ゴールではなく、
通過点になりました。

それを実践しだしてから
ゴール前では失速しなくなったそうです。

だから、スピーチの
終わりの位置を
意図的に決めましょう

自分が話し終わり、
次の人が最初の言葉を発した時とか。

つまり
意識のスイッチを入れる

話し始める

話し終わる

意識のスイッチが切れる
ということになります。

これ、スピーチだけじゃなくて
名刺交換の時、コミュニケーションでも同じです。

無意識のときの状態に
人はその人の「本音や本質」を
感じるもの
です。

せっかく途中でかっこよくやってても
終わる時に腑抜けだと、
「ああ、本当はこういう人なのね」と思われます。

スイッチを入れるタイミング、
スイッチを切るタイミング、
ぜひ、意識してみてくださいね。

あなたの思いが、大切な人に伝わりますように!

★今日お伝えしたことは
 役に立つ方法ではありますが
 所詮「やり方」です。

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