エンパワメントフィロソファー
ひぐちまりです。
イスタンブールの空港で書いています。
これから羽田へ向かいます。
ギリシャでのワークショップ中に
『ソース原理』を元に
世界中の何万人もの人々にインスピレーションを与えている
ピーター・カーニック氏から、
直接ソース原理の解説を受けるという
貴重な体験をしました。
ソース原理とは、
組織にもプロジェクトにも
最初のアクションを起こした
ソースとなる人が必ずいる、
そこが起点になって
物事が動いていく、ということ。
会社であれば創業者、
夫婦関係であれば、その関係を始めた人。
友人と食事に行く場合は、
誘う人が、その食事会のソース。
では、ソースになるのは
どんな人なのか???
ピーターによれば、
特別な才能がある
特別な人ではなく、
誰もがソースなのだということです。
人は日常の様々な場面で自発性を持ち、
決断をしている、とピーター。
例えば、サラダを食べる時、
トマトから食べるか、レタスから食べるか、
それを自分で決めて食べている。
だから、
自発性がない人がいるわけではなく、
全ての人が自発性を持ち、
何かのソースになるのだ
ということでした。
私はこの話に
とてもエンパワメントされました。
我々は、すぐに物事を
ある、ない で切り分けがちです。
そして
自発性のある人、ない人
行動力がある人、ない人
自信がある人、ない人
と捉え、
ない人をどうやって
ある人に変えようか?
と考えはしないでしょうか?
でも、そうでなくて
自発性も、行動力も、自信も
既にある。
ただ、その発揮できるレベルが
人によって違うのだと考えたら、
そしてそれを
もっと発揮したいと思うなら、
ない を ある に変えるのでなく、
既にあるものを
どうやって発展させるか?
どうやって活用するか?
どうやって育んでいくか?
という風に考えられます。
私はここに
とても可能性を感じ、
そしてエンパワメントされました。
もし、この投稿が
あなたの可能や才能を発揮する
インスピレーションになれば嬉しいです。